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第21回:逆光ポートレートの楽しみ方
今年は例年よりも猛暑って日が続きますね~
こんにちは、GPFジャーナル担当です!
今回はそんな暑い中でやるタイミングではないかもですが、屋外での逆光撮影の楽しみ方を特集します。
カメラを始めたばかりの方の中には、「逆光ってなんか顔が暗くなって嫌だな~」って思う方もいると思います。
でも逆光撮影ってほんのちょっとしたことで、幻想的になったり、作品っぽくなったりもできるので、ここでその方法をご紹介していきたいと思います。
1.シャッタースピードで逆光量を調整
まず、何も考えずにオートで撮った写真がこちら
被写体がとても暗いですね。これはよくみる現象ではないでしょうか。
続いてシャッタースピードを調整したものを4段階で分けたものがこちら
F値:5 ISO:100 で固定しています。
徐々に明るく、そして被写体が光に包まれているように撮ることができますね。
ボケ具合もF値を固定してるので、好みの状態をキープできます。
カメラ始めたての方はマニュアルで撮るのに抵抗あるかと思いますが、ぜひ試してみてください~
2.レフポイントを見つける
逆光撮影でよくあるのが、目にキャッチライトが入らない状態。
レフ板を使えば可能ですが逆光の場合、屋外で片手持ちだと光源の反対に位置する関係で不自然な光を作ってしまいがちです。
そんな時使えるのが、白い壁、地面などです。
今回撮影した場所がまずこちら
階段の壁面と地面がコンクリートになって光を反射してくれます。
そして撮影した写真がこちらです。
光源の反対に自分が立つことで、斜め両サイドからの反射がきれいに目に入ってくれました。
3.フレア・ゴースト対策
最後はこれまた逆光撮影によく発生してしまうフレア・ゴースト対策です。
フレアというのは、太陽光のように強い光がレンズに入ることで、写真が白っぽくなったりシャープネスがなくなる状態です。
そしてゴーストは、その反射がくっきりと形になって写真に入りこむものを指します。
ゴースト例
もちろん、フレアやゴーストも写り方によってはそれが良い作風になったりすることもあるので、
必ずこうしなければいけないということはありません。
むしろ自由度が広がって、より楽しめると個人的には思います。
いかがでしたでしょうか?
まだまだ暑くてあまり外に出たくないかと思いますが、屋外撮影いってみたくなったんじゃないでしょうか。
逆光は避けよう避けようと思っていた方はぜひトライしてみてくださいね。
そして水分補給も忘れずに~
撮影協力モデル: 清水 杏菜